相生市は古代から栄えていたのだ!

by denpatu

2010年 10月 22日 ( 1 )

後の祭りは楽し

昨日の続きです。
皆が鬼と化す餅撒きを恐れて早々に神社を離れましたが
せっかく下土井に来たのだから、前から気になっていた夜泣き地蔵さんを
確認しに行って来ました。
矢野川中学から藤塚橋を渡って細~い村の道を行くと村のはずれに
コンクリートブロックで出来た御堂の中に夜泣き地蔵さんが座ってられました。
f0234845_2055264.jpg
夜泣き地蔵とだけ聞くと、夜な夜な地蔵さんがシクシクと泣く声がする…
と想像しそうになりますが、まったくそんな事はなく、赤ちゃんの夜泣きをなくしてくれるお地蔵さんなのです!
赤ちゃんも泣くのをやめる様な優しいお顔をしていらっしゃいます。
f0234845_2103791.jpg

ご利益は絶大だった様で、昔は赤ちゃん連れでおまいりに来る人も多かったそう。
毎週のようにお礼の帽子とよだれかけが新しい物にかわっていたそうです。
今は少子化のせいか、知らない人が多くなったのか、お参りに来る人はほとんど居ないそうです。

この夜泣き地蔵さん、実はお墓なのだそうです。
道の拡大工事のときにお墓(お地蔵さん)のある庭(個人宅の庭にお墓があった)が
道にとられてしまったために現在の位置に移動したそうです。
このお地蔵さんがある所は車が2,3台止められるような広場の南側にあり、
東側には水守亀之助文学碑、北側にお稲荷さんの祠、コの字状になっています。

お稲荷さんはお使いの白狐さんが四体居ますが御神体はいらっしゃいません。
祠は雨漏りがひどかった為、下土井大避神社の稲荷神社のリフォームのお下がりを
もらって挿げ替えたそうです。
昔、祠の横に小さな家があって、そこのお婆さんが祠を守っていたそうですがお婆さんも家も
なくなり、御神体が何神様だったのか分からないままです。

水守亀之助碑の辺りに昔、大きな木があり白狐が住んでいました。
村のとある人がその木を切って家具を作ったところ、白狐の恨みを買い
その家具を作った人の家はたたられ、とうとう絶えてしまったという話も残っています。

この話は全部、この夜泣き地蔵さんの近くに住んでいる奥様から聞いた話です。
下土井城の井戸から下土井大避神社の井戸に繋がる抜け穴があるとか色々な
お話をしてくださいました。
通りがかりの見ず知らずの者に農作業の手を止めてまで教えて下さってありがとうございました。



相生・伝承文化を発信する会→http://denpatu.yamanoha.com


地方・郷土史
にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ
にほんブログ村
[PR]
by denpatu | 2010-10-22 21:51 | 相生市の伝説